HIROMI そらをとぶ 

保育士 英語リトミック講師

やっても、やっても、結果が出ないとき。

ずっと振るわない成績。
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長男は、小学校6年生の時に出した記録をほとんど更新することなく陸上部2年目へ突入。年度はじめの記録会で、少し前へ進んだかと思ったが、総体では、今までで一番悪い成績。

昨年度と同じで頭をもたげて、無言のまま眠りについた。


入部当初から一緒に頑張ってきた先輩と走る、最後の機会だった。年度はじめに、足を痛めた先輩は、なんとか頑張って総体に間に合わせて調節した。

今の陸上部で長距離を走るのは、先輩と長男との2人だけで、2人はお互い、一緒に走るのは最後だからと、ベストを尽くして練習していた。

いつもスロースタートで、なんとか皆についていく長男。でも、今回は序盤、先輩の背中を追いかけながら走った。だんだんと距離が空いていき、最後には半周以上も差が開き、自己最低の記録に終わった。

先輩に申し訳ないと、涙をこらえる長男。はじめて、「やめたい」と口にした。先輩が大好きだった長男は、心の支えをなくしたようだった。

それでも、今まで必死で練習してきた長男を、周りは見てくれていて、声をかけてくれた。

先輩の為にも、自分の為にも、残り1年を頑張ってみようと、思い直した長男。

でも、やってもやっても、結果が出ないとき、どうすればよいのだろう。今まで、やってきたことの結果が出なかった。この先は?来年の今は?笑っているの?泣いているの?


分からない。


それでも、やらずに終わるのは、悲しいから。今やれることをやろう。何かに、きっと、繋がっているから。