HIROMI そらをとぶ 

保育士 英語リトミック講師

子どものために  ””共同親権””   どう思われますか?

子どもが育っていく。子どものことを大切に見守っていく大人は、多ければ多いほどいいと思っています。

現在3組に1組の夫婦が離婚している現状。そのうちの6割は、未成年の子どもを持つ。問題なのは、離婚後に片方の親と会わなくなること。子どもが育つ中で、それはあまりにたくさんのリスクが伴う。もちろん離婚の理由により、子どもが育つ中で、弊害になる大人もいるとは思います。でもそうでなければ、必ず、会い続けることが大切。



世界では共同親権を取り入れている国がいくつもあります。これは当然のことだと思います。夫婦が離婚をして夫婦でなくなったとしても、親子はずっと親子。共同で子どもを育てていくことは、終わらない。親として、それは、最優先していかなければいけないこと。離婚するなら、なおさら。

共同親権において

メリット
子どもが精神的に安定していく
父親と母親の争いが減っていく
離婚率が低下する
養育費の支払いが増えていく


デメリット
その都度、元夫婦で話し合いが必要
遠方に引っ越しにくい

国によっては、週のうち○日を父親の家で、○日を母親の家で過ごす、とするところもあるので、その場合は、子どもにとって何かと不便なこともあり、精神的に大変なこともあると思います。

何においても、メリットとデメリットはある。でも、どう考えても、メリットのほうが多いと思うのです。

以下は<中部共同親権法制度化運動の会>のサイトを引用したものです。
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諸外国の面会交流についての支援制度
国名 支援制度の概要 備 考
仏: 面会交流センター(第三者機関)による支援 子どもの精神安定上問題がある、というだけでは面会交流を拒絶する理由にならない。
独: 少年局による支援 面会交流は子どもの権利であり、親の義務であり、権利でもある。子どもは、少年局への保護申請申立権がある。
英: チャイルドコンタクトセンターによる支援 面会交流の決定時に子どもの福祉を実現するためのチェックリストと判断基準が明文化。面会交流違反の罰則化。
米: ペアレンティングプランの義務付け。裁判外紛争解決手続き(ADR等)の導入。 親教育プログラムの義務化。両親間対立葛藤が激しい場合、監督付面会交流を命じビジテーションセンターを利用。
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今の日本の現状としては、離婚の際、子どもの今後を考える手続きが少ないし、それを手助けする機関も少ない。


私の周りにもたくさんの ひとり親家庭があります。子どもとの関係をうまくつないでいった家庭もたくさんあります。
うまくいかず、第三者の手が必要なこともあると思います。


離婚を選ぶとき、夫婦にとって、よりよい人生の始まりでありますように。そして子ども達に最善の策がとられますように。
私に出来ること。見つけていきたい。