気持ちがしんどくなったときに 本はきっと たくさんの助けになってくれる
《めっきら もっきら どおん どん》
みなさん、この言葉を知っていますか?
私が、子どもの頃から好きな、絵本の題名です。
男の子がでたらめな歌を歌うと、木の根元に吸い込まれ、とっても愉快な妖怪?おばけ?が出てきて、一緒に遊ぶ。遊び疲れて、淋しくなって、おかあさん。。と叫ぶと、元の場所に戻る。
わくわくするお話しと絵。
男の子はまた、妖怪たちと遊びたいなと思うけれど、歌を思い出せない、という話。
私は子どもの時に、この絵本に書かれていることは、本当のことだと思っていました。主人公の男の子に会って、でたらめな歌を教えてあげたいと、ずーっと思っていました。
いつだかわからないけれど、いつの間にか、このお話は創られたものだと気が付いていました。
でも、今でも、とても好き。そして、この世にはこんな世界もどこかにあるかも、と思ったりして、わくわくするのです。
いろいろな事を考えずに、ただ絵本を楽しんでいた頃。私は何が好きだったのかな?どんな風に世界を見ていたのかな?
また絵本を楽しむ時間を持ちたいなと思って、古本屋めぐりをすることにしました。世間で広く知られているわけではないけれど、ピンっときて気に入った本を、紹介していきたいと思います。