自己ベスト 喜びはひとしお
ちょうど一年前、はじめて陸上競技場に立ち、記録会に出場した長男。
3000mで周回遅れのダントツどべ。1500mでもちょうど真ん中の順位。
頭をもたげて帰って来て、ずっと寝ていた。
それから一年間、記録は伸びず、悪くなる一方。顎をあげて、足取り重く走る姿は、なんともいえず、しんどそう。
真面目に練習してるのに。サボってるやつがタイム上げやがって!
と怒る姿に、なんと声をかけたらいいのか分からなかった。
練習を終えて帰ってきた長男が、久々に、いい表情。感覚が少し元に戻ってきたと言う。
そして迎えた記録会。
3000mではビリから2番目。それでも、力強さが戻ってきていて、最後にしっかり、ラストスパートをかけて走りきった。自己ベスト更新!
その後の1500mは、自己ベストに届かなかったが、最後まで失速せず、かけぬけた。
2種目を終えて、トラックに一礼したあと、笑顔をみせた。
自己べ出したよ。今日は気分がいいな~。
と、ごきげんで帰ってきた。
中学男子だけど、チキンライスとエビフライのスペシャルお子様プレートを作ると、「ごちそうだ♪」と一言いって、嬉しそうにほおばった。
悩んだ分、うれしいね♡